私のこと

迷っているのは性に合わない!と行動できるって羨ましいです。けど、生きていたら、そんなすぐに決断できないことだって増えてきます。以前は、その「迷い」を抱えたまま毎日を過ごしていたり、やるぞ!と腰を上げて行動したこともありました。迷いを抱えたままでも、さっさと手放しても、どちらも自分で選んだのならそれが正解なんだと思います。
大人になると、仕事をやめるとか続けるとか、結婚するとかしないとか、子どもを産むとか産まないとか、2人目をいつ産むとか産まないとか、髪を切るとか伸ばすとか(笑)、決めなくちゃいけないことでいっぱい!
人は、一日何回も決断しているという話があります。今、水を飲むか飲まないか、トイレに行くか行かないか、ドアを開けるか開けないか、左足を出すか右足を出すかetc…とにかくたくさん決断しています。決断できない状態、迷っている状態は、体にとってもストレスになります。少しでも迷いは減らしたいです。そこで「決断するのか、迷いながら過ごすか」を選ぶのも、立派な選択(決断)だと言うことに気づきました。このまま様子を見よう、もう少し考えてみよう、これで救われたこと、何度かあります。問題の先延ばしだと言われたら、そうかもしれません。でも、今この瞬間に決断しなくてもいい事、もしくは、今した決断を変えてもいい問題は沢山あります。これまで過ごしてきて、注意すべきは、選んだことに納得していない時だと気付きました。そんな時の私なりの乗り越え方をまとめてみました。

  1. 「今」ここに戻ってくる
  2. 自分以外の考えが邪魔していないか確認する
  3. 迷ったままいるなら「いつ決断してもいい」というところまで整理する

  「今」ここに戻ってくる

迷っている時って、これまでのことを後悔していたり、これから先の将来について漠然と不安になっていること多いです。自分が居る、「今」しか時間は存在していません。とりあえず、戻ってきましょう(笑)

そして、決断するのか、まだ考えるか、どちらが心地いいか考えましょう。ソワソワ、フワフワ、ザワザワせず、地に足がついて、落ち着く感覚、呼吸が深く、しっかりできているが、口の中や首や肩に変な力が入っていないか、自分の体とも向き合ってみましょう。今、決断するのか、考えるのかを決められただけでも、大きな一歩だと思います。

決断した時に、自分にしっくりきて、心地いい感じがする。それは、その決断が自分にとって良かったという基準の1つにしています。ですが、大きい決断をすると、納得したつもりでも後になって、「やっぱりこうかもしれない、こうなったらどうしよう」という考えが頭をよぎります。これは脳の正常な働きなので、特に心配しなくても大丈夫なのです。問題なのは、あとから出てきたこの考えに支配されて、決断を変えてしまうことです。この脳の働きを知っているだけでも、せっかくの決断を変えなくても済みます。

  自分以外の考えが邪魔していないか確認する

どっちにしようか考えているとき、自分以外の考えを排除するだけで答えが見える時があります。例えば、髪を切りたいけど、長い方が彼の好み。彼が喜ぶなら、私も幸せだし…子どもは2歳差が理想っていうけど、2歳の子どもと赤ちゃんの子育てって実際大変そう…結婚した方が周りからの視線から逃げられるし、そろそろ自分も寂しいし…という、「周りからどう見られているか」という考えを除くだけで、自分の本当の気持ちが見えてきます。
彼の好みは置いておいて、イメチェンしたい気分だから髪を切りたいのか、子どもは1人でも十分、子どもを迎えられる状態になってからでもいいじゃないか、結婚してもいいけど寂しさを埋めるものじゃないし、自分と向き合って、よく考えると、これまで感じていなかったことに気づけます。
更に深めていくと、決断して何を得たいのか考えるのも、判断材料になります。髪を切って、手入れを楽にしたいのか彼に褒められたいのか、理想の年の差、子どもの数で良い母親になりたいのか、結婚して一般的に言われる「一人前」になりたいのか…なぜそれが欲しい、なりたいと思ったのか、本来の目的と向き合うことで、他の選択肢に気づくこともできます。

  迷ったままいるなら「いつ決断してもいい」というところまで整理する

これまで書いた2点を考えていくと、今決断するか、またでいいかと思えるようになります。そこまで整理できただけでも、心はすごく軽くなると思います。私が大切だと思うのは、この決断を変えてもいいと思えることです。小さいころの夢を大人になっても叶えている人は少ないのですよね?私たちは、小さいころから「一度決めたらやりとおす」ということを刷り込まれています。一度決めたことをやめると罪悪感を感じるのはそこから来るのかもしれません。習い事や趣味が長続きせずに飽きやすいのは、悪いとされますが、反面、それは決断力があって、フットワークが軽いとも言えます。契約など約束事なら話は違ってきますが(それでも違約金など払えば可みたいなところもある)、大抵のことは決断を変えても、命をとられることはありません。理由が納得できるものなら、人からの信頼を無くすこともありません。迷って、後ろ向きで、ウジウジ暗くなるより、折をみて、考えることを積み上げていると、自分でも納得した答えが出せますよ。

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